不動産投資について２【ファイナンシャルプランナー】 | ファイナンシャルプランナーと共に人生設計

まず初めに、貸し出した物件に入居者が入らなかったために家賃収入を

得られなくなる「空室リスク」があります。

家を探すとき、「築年数」や「設備」、「立地」など様々な要因を考えます。

「空室リスク」は、こういったものをなくしていくことで軽減することができます。

１でお話ししたリスクを無くし、入居者が入っても

その入居者による「家賃滞納リスク」が考えられます。

家賃の回収や督促は、管理会社に委託するケースが多いでしょう。

家賃滞納に関しては、長期化すればするほど回収率が下がる傾向に

あるため、早めに対応し、

家賃滞納が発生した場合に管理会社がどのような対応をしてくれるのか、

前もって確認しておくことが大切です。

不動産投資は運用益を目的として行われることが多いのですが、

だからといって売却益を完全に無視していいわけではありません。

最初は運用益を目的に不動産投資していたとしても、投資をリタイアしたり、

他に良い投資物件が見つかったりして、不動産を売却するときが来る可能性もあります。

そうしたとき、物件の価格が購入時より大幅に低下していると、

売却損が膨らんで「トータルで見ると収益があまり得られなかった」

という結果に終わるおそれもあります。

家屋のメンテナンスや都市計画など見極め、価格変動リスクの軽減に

備えることが大切です。